夕方、1通のメールが届きました。
販売職時代のC先輩からです。
「今日は悲しいお知らせです。
Bさんの癌が再発して2月初旬に亡くなりました。」
(再発の件も初めて知りました)
年上の先輩ばかりで、
ひとまわり以上歳の離れた年代の方ばかりでした。
メールを下さったC先輩(パート)はよく私を可愛がってくださり、
特殊な立場で入社した私を
よくフォローしてくださいました。
亡くなったB先輩は苦労を分け合った先輩(同じ社員という立場)
一人のパート女性(Aさん)が原因でトラブルが絶えないお店でした。
私が退職した後も、後任者が何人も辞めたとのこと。
残った社員のB先輩が苦労をダイレクトに引き受けていたようです。
その後、癌(卵巣がん)を発症。
状況を知る方は皆、ストレスが原因だよね・・と痛々しくなりました。
B先輩は家庭の事情で、辞められないとの事でした。
お子さんも就職浪人で心配してました。ご主人はもうすぐ定年。
このご時世、50代後半での転職はキツイし、正社で働ける職場を優先。
その後手術が成功し、復帰されてました。
(ここで退職されていれば、再発のリスクは減ったかも?)
その後もAさんとの苦労話は続きます。
トラブルの内容はこのブログでは伏せさせて頂きます。
昨年の今頃、
トラブルメーカーのAさんが辞めたから(すったもんだの末)
kiriさん戻ってきてよ〜 と
お会いしたのが最後です。
その時は顔色も良く、すっかりお元気そうにみえました。
その後、秋に腰が痛くなり休職。
(腰に転移?)
1回目の抗がん剤治療の時に容態が急変したそうです。
B先輩は穏やかで、お優しい方でした。
いろいろ受け止めて頂きました。
・・・ご冥福をお祈りします。
とにかくストレスが多い職場でした。
販売職だけでなく、
どんな職場・会社も多かれ少なかれ問題、悩み、ストレスはあると思います。
何人もスタッフが辞めていく中、
トラブルメーカーのAさん(攻撃型)のことは
何度も会社に訴え続けていたようです。
・・私は耐えられなくなり、
精神的に病む前に一抜けする事を決めました。
ずっと逃げたような後悔が残っていましたが、
辞めて正解だった、と思いたい。
実際ほぼ全員辞めていくのを目のあたりにしても
対策を取らなかった会社って…。
立派なブラックだと思う。
そして今はスタッフ確保にかなり苦労している。
過大なストレスが病気の引き金になるって本当だと思います。
もちろん、それがすべてでは無いと思うけど、
治りが悪くなったり、免疫力低下はあると思う。
もう一つのストレスの例です。
30代半ばで大腸癌で亡くなった友人
22歳で、両親から反対された結婚を押し切った結果、
・ご主人の虚栄癖に悩まされる。
・結婚後、ご主人の借金発覚。
・当然お金の悩み。
・会社での金銭トラブル→退職
・転職に伴って同居
・生まれたばかりの子供の目の癌が発覚→闘病の末完治。義眼装着。
絶えず、心配事がありました。
こうやって書き出してみると、
当時親御さんが反対されたのは納得できますね。
大腸癌の出来た場所が悪く、何度か検査を受けるも特定できず手遅れに。
彼女がもう少し男性を見る目があれば・・。(虚栄癖・借金)
もう少し穏やかな生活を過ごせたと思う。
ここまで苦労が無ければ病気にならなかったと思う。
金銭トラブルが発覚した時に、
はっきり離婚をすすめてみました。
もちろん、私の出る幕ではありませんが・・。
彼女は当時子供を2人抱え、実家にも戻れないし、
仕事もあって、子供のいない人にはわからないと口論に。
あの時別れていたら、ご主人の悩みでは苦労は減ったはず・・。
亡くなった友人はきっと、
幸せだったって言うとは思うけど、
一緒に歳を重ねたかったな。
本日は、亡くなったお二人のご冥福を祈ると共に、
自分の生活を振り返るきっかけにしたいと思います。
プチ更年期といえども、大したストレスもなく生活出来ていることに感謝して・・。
そして、限りのある時間(命)、楽しく生きていきたいな。
最後までお読み頂きありがとうございました。
今、悩んでいる方、ご苦労が絶えない方、ご病気を寄せつけませんように。
心労がたたって・・って本当にあると思います。
自分を痛めつけるほどの過大なストレスは断ち切ることをおすすめします。
アラフィフなりの意見です。
有職主婦 kiri。
コメント
「盲亀の浮木」
人とのつながりは盲亀浮木の如く。
大海に住む盲目の亀が百年にただ一度だけ海面に浮かんでくる時に、
たまたま穴の開いた流木が浮いて、その流木の穴に首入れるという仏教の寓話があります。
言わば、めぐり合うことは非常に難しいことの例えです。
このように考えてみると、
血のつながる家族となることは、盲亀浮木のような奇跡の確率です。
生まれてくることは、両親がいます。
両親のそれぞれの両親、4人。時間軸をさかのぼっていくと、
10代を遡ったら自分と同じ血が流れている先祖は1024人。
20代前だと100万人!!
そのうちのただのひとりでも欠けたら、自分はいま存在していないです。
「命」を次につないできたから、現在の自分の「命」があります・・・
奇跡的なことのように思えます。
先祖に手を合わせて感謝の心は常に大切にしていきたいです。