カーテンコール 川島なお美さん 追悼

   




久々にKindle本のレビューです。

先日、3回忌を迎えられた川島なお美さん。

ナオミスト(なお美さんのファンの呼び方らしい)でも無いし、
亡くなられた時も、そこまで検索したりはしてなかった私。
(激やせは正直ショックでした)

3回忌のニュースを目にした時、
ふとシナモンちゃんとココナツくんが気になり検索してみました。
以前、シナココアロハ(ワンコとハワイに旅する本です)を購入したことがあります。

シナモンちゃんは川島さんが亡くなられる前に天に召されていました。
同じ肝臓の癌で。

シナモンちゃんとの別れの記事を読んで、
ブログをさかのぼり、涙しながらチェック。

そして購入した本がこちら。


カーテンコール 川島なお美&鎧塚俊彦 著

バイタリティーあふれる生き方とプロ意識
鎧塚さんの深い愛情・・。

とにかく感銘を受けました。

レビューも良かったし、
これを読んだ方は何かしら心に響くものが残るらしい。

私もがっつり泣きました。

以前見た、亡くなった後のクリスマスの特番も良かった。

川島さんの人柄と懸命に生きた証が伝わりました。

・・ウジウジモヤモヤしている自分に「時間を大事にね」と言われているようでした。
もともと癌を克服した前提で書き始め、亡くなられた後は鎧塚さんがまとめた本です。
鎧塚さんのさりげない思いやりにあふれた補足にも感動しました。

手術の前日に書き留めた、ご主人への手紙。
のちにテレビでも流されていましたが、

再婚は出来ればしないでね。
一緒のお墓に入りたいから。
今までありがとう。
先にとりシャンして待ってるからゆっくり来てね。
愛している。
妻より

カーテンコール 川島なお美 著

(*とりシャン とりあえずシャンパンの意味だそうです。)

そしてもっとも響いたのが、ここのくだりです。

この手紙を書くことで、
自分にとって大切な存在、本当に愛している人、
人生で何を大切にして生きてきたか、
これからも何を大切に生きていきたいか、
どうしてもまだまだ生きたい理由・・などがはっきり見えてきました。

死を覚悟すればするほど、生きることがはっきり見えてくる。
死を身近に感じることで、人生でまだやり残していることがわかってきたのです。

カーテンコール 川島なお美 著

幸せなはずなのに、満たされない気持ちがある自分へガツンときました。

そしてシナモンちゃんのこと・・。

うちの愛娘ゆららとかぶり、この章も泣けてきました。
シナモンちゃんも手術はしなかったそう。
亡くなった直後はいろいろ後悔がおありだったみたいです。

【最後のお水を飲んだお話】

シナモンちゃんが最後の夜にお水をたくさん飲んだお話を
川島さんのホメオパシーの先生にお話をしたら、
「人間の末期の水と一緒とのこと。」
あの世に旅立つのに、喉が渇かないようにと、死に水をとるそうですが、
動物は自らの死を予感して自分で大量のお水を飲むものだそうです。

・・・うちのゆららも最後に水を飲んでいる姿を主人は見ています。

しんどいはずなのに、わざわざ兄ちゃんのゲージまで移動して水を飲んで旅立ちました。
元気な頃から兄ちゃんのゲージの水を良く飲んでました。
(マロンはゆららのゲージの水を飲みたがる)

ペットロスの自分や、日々流されている自分のツボにはまった1冊でした。
今の自分に必要な本に出合えた気がします。
(リアルに落ち込んでいる時に購読しました)

本の感想とペットロスの話とごっちゃになってしまいましたが、
よく考えたら、夫婦2人暮らし、という点でもしっくりきたのかもしれません。

川島さんのご夫婦のように、
笑いを忘れず、思いやりを持って相手と向き合う

自分の大事にすべき事など、
もう少しじっくり考えてみたいと思います。


kindle本はこちら↓


長くなりましたが、
川島なお美さんのご冥福をお祈りいたします。

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